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ウコンはショウガ科クルクマ属の多年草植物で、インドが原産地だと言われています。 その種類はクルクマ属だけでも50種類以上あるそうです。

沢山あるウコンの中で日本人に馴染み深いものは3つ。 春ウコン(キョウオウ)・秋ウコン(ウコン)・紫ウコン(ガジュツ)です。

各ウコンの見分け方ですが、根茎の断面を見れば一目瞭然。
鮮やかな黄色・・・春ウコン 濃いオレンジ色・・・秋ウコン 白っぽい紫・・・紫ウコン
色の違いは含有しているクルクミンの量に関係しているようです。

含有量が多い順に並べると 秋ウコン(オレンジ色)→春ウコン(黄色)→紫ウコン(紫色)花もそれぞれ違う色で春ウコンはピンクの花、秋ウコンは白い花、紫ウコンは紫色の花をつけます。
ウコン根茎の形状は、親根茎を中心に子根茎(側枝)が出ていて親と子が離れやすいのが特徴です。








ウコンの歴史は古く、邪馬台国の女王・卑弥呼が中国の王に献上したという記録や月ノ輪古墳から出土した埋葬品のなかにウコンと思われる数多くの染糸があったとも言われています。

日本でウコンが広く利用されるようになったのは江戸時代初期頃。明治時代以降、西洋医学が広まると共に急速にウコンは忘れ去られていきました。

一世紀以上の空白時代を超えてウコンは再び脚光を浴びるようになりました。
一度忘れられたウコンの良さが見直されたということは大変喜ばしいかぎりです。





春ウコンは姜黄(キョウオウ)というショウガ科の多年草(2年以上生きる植物)でクルクミンをはじめ、精油成分・ミネラルが含まれています。

春にはピンクの美しい花を咲かせます。花の寿命は長く、観賞用に向いています。

春ウコンの根茎を切ってみると鮮やかな黄色をしていて、味は苦味があります。粉末のままでは飲みにくいという方にはオブラートで包んで飲んでいただくか、粒・カプセルタイプをお勧めします。また、煎じてウコン茶にすると飲みやすいので ぜひご利用ください。

ウコンは古くから愛されてきた植物ですが、近年さまざまな研究・報告が行われ注目を集めています。
ウコンをまだお試しでない方は、春ウコン粉末を飲んでから自分にあったウコンをお探しすることをお勧めします。